2009年2月号

「伝統芸能を守り伝える多治見宮太鼓」

宮太鼓師
伊佐治 昇さん(68)
本町3丁目

 神社の祭礼などでよく聞く宮太鼓。
聞き慣れている人には、あまり珍しくないように思われるようですが、多治見の宮太鼓は、素朴で気品があり素晴らしい太鼓と、他地方からも評価は高いそうです。
 伊佐治さんがこの世界に入ったのは約35年前。
町内のお祭りを盛り上げようと、習い始めたのがきっかけでした。宮太鼓の3大名人と言われた(いずれも故人)野呂賢次郎氏(笛)、山田喜市氏(大太鼓)、遠藤閲三郎氏(小太鼓)に師事したことで、自身の人生の財産になったと、振り返り思うとのこと。
 太鼓を習うときには、笛の上手な人に付き、笛を習うときには、太鼓の上手な人に付くと良いと言われる世界。一番難しいとされる笛をマスターするには、最低5年ほどかかるそう。3人の師匠は60年から80年間現役でやってきた人たち。それほど宮太鼓は、伝統があり奥が深いものと感じたそうです。
 以来、伝統芸能を守り続けた功績が認められ、2000年には市の伝統芸能保持者として表彰されました。また12年前からは、公民館や特別養護老人ホームなどで、忠臣蔵の一人語りの慰問も行っています。歴史を知り、日本の文化を伝えることが使命と、強い信念を持っています。
相談者(43歳男性) 「同居の親と妻の板ばさみに悩んでいます」
 自分の両親と子供と自分たち夫婦が同居しています。例えば、母と妻、互いが悪く思わないように立ち振る舞うのですが、どちらを立てても、あちらを立てればこちらは立たず、といった具合で、いつも自分は板ばさみ。疲れてしまいます。一体私は両者の間でどのように振る舞えば良いのでしょうか悩んでいます。


唯識 体を休め、心をリラックスし仕事という環境や、人への気遣いから、やっと解放されるはずの【家庭】。しかしそこは、あなたの理想とは違い、振る舞いに悩まされる家庭のようですね。
 皿回しという演芸を御存じですか?回し続けなければ、お皿は落下して割れる。いつかお皿を落とすかもしれないスリル感を楽しむ娯楽です。あなたの状況も娯楽ではありませんが、類似点がありますね。片方のお皿の上に母親を乗せ、もう一方のお皿に妻をのせ、機嫌を損ねないようにお皿を回し続ける、それは大変なこと。
 誰もそれを強制していないのに、皿を回し続けているのは誰?必死になって回している自分の姿を想像してみると、気の毒になりませんか?主体性なく、両者の顔色を見て対応していると、いつか矛先はあなたに向けられ、八方美人と責められますよ。
 あなたは板ばさみで疲れているのではなく、本音で両者に向き合えない、自分自身に疲れているのです。両者の機嫌を取るのではなく、皿を回す手を止め、皿を思いっきり割る勇気を持ってください。あなたが、自分に正直に誠意をもち、自分の考えを伝える努力を継続すれば、皿を割ることなく、すっきり治まる日がきますよ。
西浦庭園 明治天皇行在所跡地
 明治13年6月、明治天皇が全国巡幸の際に行在所(あんざいしょ)となったのが、幕末から明治期にかけ美濃焼の発展に貢献した西浦圓冶邸。 その夜は、約50個の岐阜提灯を飾り、小木(諏訪)町のホタルを数千匹放ち、鵜飼いの鮎、約千匹を献上するなどして、天皇をもてなしたそうです。
 この巡幸を期に、下街道が整備され、土岐川に橋が掛けられ、多治見の町が大きく発展するきっかけになりました。 天皇が泊まった離れ座敷は、大正4年に京都嵯峨野の宝篋院に移築され、書院として残されています。その後、大正時代末から行在所跡の保存運動がおこり、有志で「聖跡保存会」を設立しました。
 現在は「西浦庭園保存会」として、西浦家の8代目、西浦千秋さんが会長を務め、約130人の会員が在籍。地域のみんなで歴史を語る、重要な場所を守っていく活動をしています。
 これからの季節、約890平方mの園内の木々は、新しい芽を吹き始めます。歴史の一幕を築いた場所に訪れてみてはいかがでしょうか。
 「西浦庭園保存会」の会員の方を募っています。
問い合わせは、大嶽公一さん。電話:090-3457-2345、住所:御幸町3の5、会費:無料。
トローっともちもち
「ブタの角煮と白玉ダンゴ添え」

材 料 
豚バラ肉(ブロック)、白玉ダンゴ(冷凍でよい)、みりん、砂糖、しょうゆ、米焼酎、春菊(菜の花など)


作り方
1.たっぷりのお湯に豚バラのブロックを入れ、臭みを取るために、米焼酎を加え、水を足しながら茹でます。(米焼酎の目安は豚バラブロック6本に対し、720ミリリットル)
2.肉がやわらかくなり、お湯がかぶるぐらいになったら、みりん、砂糖を加え、30分煮込んだあと、しょうゆを少しずつ、味を確かめながら足していきます。
3.白玉ダンゴを冷凍のまま茹で、浮かんできたら取り出し、2に入れてサッと煮ます。
4.彩りに、旬の青物を添えて出来上がりです。


ママからのアドバイス
 今回は豚の脂抜きをしないで作りました。脂は汁物に入れたり、煮物に入れたりでき、いろいろな料理に使えます。(ラードの代わり)豚肉は、しょうゆに漬け込みすぎると固くなるので、冷めたらひきあげましょう。
お待たせ時間が手作り時間
「生ジュースのcafe木(こ)の実」

 笠原町向島交差点からほど近く、モノトーンのモダンな外観が目を引きます。新鮮果実を素材とした、ヘルシーで美味しい季節の生ジュースや淹れたてコーヒーを満喫できるお店です。
「店名は、コーヒーもフルーツも同じく自然の恵み、木の実であることから名付けました。きのみより、少し優しい響きがありますよね」とオーナー。生ジュースだけあって、安全で美味しいフルーツにこだわっています。 今が旬のケールジュースは、自宅の畑で採れたケール葉にりんごをほどよくミックスし、飲みやすくしてあるため、小さなお子様にも大人気だとか。大人には、果実がたっぷり入った温かい柚子茶がおすすめです。柚子のほろ苦さと香りが後を引きます。
「フルーツの皮を剥くことから始めます。少しお待たせしますので、時間のある時にゆっくりおいで下さい」。2階には個室スペースがあり、会議などに利用できます。予約制です。
 
住:笠原町2860-2、電:(43)2252、営:8時30分から17時、休:金曜日、第1木曜日
NPO法人 つちびと

親が安心して預けられる学童保育を目指して

 各小学校で、保護者が運営していた学童保育を、2年前に認証を受け、法人化しました。多治見市内の6か所の小学校で、約200人の生徒が入所する学童保育を開設し、運営を行っています。法人化し、基本方針を打ち出すことによって、運営が安定し、保護者の負担が減り、より安心して子どもを預けられるようになりました。
 代表の西崎史人さんは、1.基本的な生活習慣を身につける。2.学習習慣を位置づける。3.高学年はリーダーづくりを目指す。の3つを基本方針として掲げ、いろいろな体験を通して、子どもたちの自主性を養いたいと話します。
 希望者を募り、1年間を通した体験学習「田んぼの学校」を実施。「ゆめくらぶ」の代表谷口慶次さん指導のもと土作りから種蒔き、刈り入れ、秋の収穫祭などを行い、命の大切さや食物連鎖などを学んでいます。学童保育指導員の募集も行っています。
 
代表 西崎史人 連絡先(21)5768(とまとクラブ内事務局)